効果あるの?知っておきたい「不妊」の鍼灸治療
残念ながら鍼灸では不妊に効果がないと思っている方の割合の方がかなり多いようです。
しかし、東洋医学は子孫繁栄の為に発展していった医学という部分があり、不妊治療や妊婦さんの健康管理、出産後の体調回復などはまさに本来の役割なのです。昔から鍼灸を用いて不妊の治療等を行っていて、それなりに効果があったのだと思われます。大昔の鍼灸の本などでも不妊の治療についても書かれています。
鍼灸治療の内容はどのようなものか?
鍼灸院によって異なるでしょうが、基本的に不妊に対して有効といわれるつぼを使用して治療をおこないます。子宮や卵巣を狙って深く刺すようなことはありませんので安心してください。
手足のつぼや、お腹や腰、仙骨辺りのつぼを使うことが多いようです。このあたりに鍼やお灸を行います。
これによって、子宮や卵巣の血行がよくなり、冷えが改善されたりすることが多いそうです。
鍼灸治療を行うと、気のめぐりや血のめぐりが良くなり、自律神経の働きが整うそうです。それによって体調がよくなり、ホルモンバランスも改善されるそうです。子宮や卵巣の働きも良くなるそうです。それらの結果、妊娠につながるとのことです。
週に1回くらいで3ヶ月~半年くらい続けると、体調が変わってきて効果を実感できることが多いとそうですよ。施術を受けるだけでなく、自宅でのお灸治療なども平行して行うとより効果的だと思います。是非そのあたりも指導してくれる鍼灸院を見つけて下さい。
注意点は?
鍼灸治療は本来の機能を取り戻すものであるため、器質的な問題がある場合は鍼灸治療のみでは厳しいと思われます。
器質的に問題がある場合は、通常の不妊治療をメインの治療として、機能を高めるためのサブの治療として鍼灸治療を利用すると良いと思われます。
器質的には問題なく、原因不明の機能的な問題で不妊が起きている場合などが、効果がでる可能性が高いといわれています。このような場合は不妊の鍼灸治療を試してみる価値があると思います。
また、鍼灸は保険が利かないことが多く、高いと思われがちですが、不妊治療の様に西洋医学でも保険が利かないものでは、西洋医学に比べ安価だといえます。ただし、鍼灸院によって施術料は異なるので、必ず受療前に確認して下さい。金額的にも時間的にも負担のない範囲で試してみることをお勧めします。
鍼灸治療のやり方は鍼灸師によって千差万別です。もしもイマイチあわないと感じたら、別の鍼灸院を探して見ましょう。無理はせず、気が合いそうな鍼灸師さんを探しましょう。
まとめ
昔から不妊症の治療にも用いられてきた鍼灸治療ですので、まだ試していない方は、試してみる価値があると思います。
妊活の一つとして、ぜひ鍼灸治療をとりいれてみてください。
無事に妊娠されたら、妊婦さんの体調維持や悪阻対策、安産のためにも鍼灸は効果的です。継続して鍼灸をつづけると良いでしょう。
全身的に体調がよくなる。それに伴い妊娠のための機能も高まる。
鍼灸院によって千差万別。自分が良いと思える鍼灸院を探しましょう。
無事に妊娠した場合、妊娠中の体調管理にも鍼灸は効果的。
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