ジメジメとした梅雨の季節だからこそ鍼灸治療で体調を整えましょう!

ジメジメとした梅雨の季節だからこそ鍼灸治療で体調を整えましょう!
梅雨の時期になってしまいましたね。
梅雨の季節と鍼灸治療について書いていただきました。

管理人

梅雨というとアジサイが咲いて、カラフルな傘が並んで……という風情のある時期として描かれることが多いのですが、実際の梅雨というのはなかなか大変な時期でもあります。というのも、雨が降り、湿度が上がり、気圧も変化しやすいということで、心身に問題が起こりやすくなるのです。ジメジメとした梅雨の季節だからこそ、鍼灸治療で心と体のメンテナンスをおこなっていきましょう。

湿度の高さは体調に深く関係してくる

秋や冬といった乾燥する季節になってくると、湿度を高めるために加湿器などを使う方も多いでしょう。乾燥する時期だからこそ一定の湿度を保って、肌の乾燥やウイルス感染を防ぐ必要があるのですが、梅雨の時期となってくると加湿器などを使うまでもなく、かなり湿度が高くなります。除湿機能を使うというご家庭も多いでしょう。
湿度というのは、適度なものであれば問題はありません。それどころか心身を健康に保ち、快適な空間を提供してくれるものです。ただ、湿度が高くなってくるとさまざまな形で体調不良が起こるようになります。湿度が高いというだけで、むくみや頭痛、めまい、食欲不振などの症状が起こることもあるのです。
また、今の日本で注意しておきたいのが熱中症です。梅雨の時期というとそこまで暑くないと考える方も多いでしょうが、今の日本では異常気象が当たり前になっています。梅雨の時期に真夏の暑さになることも十分に考えられます。仮にそこまでの暑さでなくとも、湿度の高い梅雨の時期は汗が蒸発しにくく、体温調節がうまくいかなくなります。さほどの気温でなくとも、熱中症になってしまう可能性があるのです。

気圧の変化でもさまざまな心身の不調が起こる

最近になって「気象病」という言葉をよく見聞きするようになりました。気圧の変化によってさまざまな心身の不調を感じているという方は、まさにこの気象病であると考えたほうがいいでしょう。雨の日に頭痛がする、梅雨の時期は傷が痛むといった症状は、まさに気象病の典型例なのです。
気圧の変化というのは、思っている以上に心身に影響を与えるものです。というのも、気圧の変化によって自律神経が活性化してしまうのです。一見すると「活性化」というのはいいことのように思えるかもしれませんが、自律神経が活性化することによって神経の調整がうまくいかなくなってしまうのです。
自律神経というのは交感神経と副交感神経からなるものなのですが、健康ときにはこれらがきちんとバランスをとっています。しかしながら、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、さまざまな体の不調が出てくるようになります。それだけ自律神経というのは、体のさまざまな機能を司るものなのです。

梅雨だからこそのストレスも

梅雨の時期ならではの湿度の高さや気圧の変化といったもので、心身の不調をきたす方は多いものです。こういった心身の不調があるからこそ、梅雨というだけでストレスを感じる方も少なくありません。こういったストレスもさらに心身に影響を与えてしまうのです。
例えば、湿度が高いとクセっ毛の方はもちろん、クセっ毛ではない方でも髪がまとまらずにイライラすることがあるでしょう。雨だからこそ、持ち物や着ていくものにも気を使っていかなければいけません。梅雨を楽しめるのは最初のうちだけで、そのうち日常の何でもないことが地味にストレスとなっていきます。
それでなくとも心身に不調を出やすい梅雨の時期に、余計なストレスがかかってしまうのです。まさに負のスパイラルに陥りやすい時期と言えるでしょう。

梅雨の時期だからこそ鍼灸治療で心身をケア!

先でもお話しましたように、梅雨の時期というのはそれでなくとも心身に不調が出やすく、なおかつ余計なストレスがかかる時期です。だからこそ、負のスパイラルに陥りやすいのです。
ただ、だからといって毎年の梅雨をただひたすら我慢する必要はありません。少しでも梅雨の時期を快適に過ごすことができるように、鍼灸治療で心身の体調を整えていきましょう。梅雨に入って心身の不調が出てからの対策はもちろん、梅雨に入る前に心身の不調が出ないように予防のために鍼灸治療を受けるのもおすすめです。